冬になると体が冷えて、心がざわざわする。集中できない、眠れない、不安になる——これはヴァータが高まっているサインです。
ヴァータを整えるには「温かく、重く、潤いのある」食事が必要です。このレシピはその条件をすべて満たしています。黒豆のコクと、シナモンの温かみが、ヴァータを落ち着かせてくれます。
目次
黒豆のアーユルヴェーダ的な性質
黒豆は重く、体を温める性質があります。ヴァータを落ち着かせ、体に栄養を与えます。腎臓を養う食材とも言われ、冷えや疲れがある時期に特に向いています。
日本では年始に食べる縁起物ですが、アーユルヴェーダ的には冬の間ずっと積極的に食べたい食材です。
材料(2〜3人分)
- 黒豆(乾燥):1カップ ※前日から水に浸す
- 水:700ml
- シナモンスティック:1本
- クローブ:3粒
- ギー:大さじ1
- クミンシード:小さじ1/2
- 生姜(すりおろし):小さじ1
- ターメリック:小さじ1/4
- 塩:小さじ1/2
- 黒胡椒:少々
作り方
- 黒豆を前日から水に浸しておく(8〜12時間)。
- 水気を切った黒豆、水、シナモン、クローブを鍋に入れ、中火で沸騰させる。アクをすくいながら弱火で50〜60分煮る。豆がやわらかくなればOK。
- 別の小鍋でギーを熱し、クミンシードを弾けるまで炒める。生姜とターメリックを加えてさらに30秒。
- スパイスを豆のスープに合わせ、塩と黒胡椒で味を整える。
圧力鍋を使うと時短に
黒豆は通常の鍋で煮ると1時間近くかかりますが、圧力鍋なら20〜25分で完成します。時間がある休日に作って冷蔵・冷凍しておくと、平日にすぐ使えます。
冬のヴァータに効く食べ方
スープは必ず温かいうちに食べてください。ヴァータは冷たいものに弱いです。冷めてしまったら必ず温め直す。
ギーを仕上げにスプーン1杯垂らすと、さらにヴァータを落ち着かせる効果が増します。
お正月の黒豆と何が違う?
日本のお正月の黒豆は砂糖と醤油でしっかり甘く煮ますが、このレシピはスパイスと塩で仕上げるおかず系です。同じ豆でも全く違う料理になります。
甘みが欲しい場合は、少量のてんさい糖を加えても良いです。ただしカパが高い時期は砂糖は控えめに。
まとめ
黒豆は日本で一番手に入りやすいアーユルヴェーダ向けの豆のひとつです。冬の定番スープとして、週に一度作る習慣にするだけで、体の冷えや疲れが変わってきます。
コメント