春は「デトックスの季節」とアーユルヴェーダでは言われています。冬に蓄積したものを体の外に出し、新しいエネルギーを迎え入れる時期です。
そのために食べたいのが、緑豆スプラウト(緑豆もやし・発芽緑豆)です。発芽することで酵素が何倍にも増え、消化しやすく、解毒を助ける力が高まります。
目次
発芽緑豆と通常の緑豆の違い
緑豆を水に浸して発芽させると、消化しにくかった成分が分解されます。ビタミンCが大幅に増え、抗酸化物質も増加します。
アーユルヴェーダでは「発芽した豆は最も消化しやすい形」とされており、三つのドーシャすべてに穏やかに働きます。
自分で発芽させる方法
緑豆スプラウトはスーパーの「もやし」コーナーで買えますが、自分で発芽させることもできます。
- 緑豆を一晩水に浸す(8〜12時間)。
- 水気を切り、瓶やざるに入れて軽く濡れた布をかける。
- 1日2回水をかけ替えながら、2〜3日で発芽する。
- 1〜2cm程度の芽が出たら食べごろ。
手間のようですが、慣れると簡単です。生きた食べ物を育てる感覚が楽しくなります。
材料(2人分)
- 緑豆スプラウト(または緑豆もやし):200g
- きゅうり:1/2本(薄切り)
- コリアンダー(パクチー)の葉:適量
- レモン汁:大さじ1.5
- ごま油:大さじ1
- 生姜(すりおろし):小さじ1/2
- 塩:小さじ1/4
- 黒胡椒:少々
- すりごま:大さじ1
作り方
- 緑豆スプラウトを軽くゆでる(沸騰したお湯に30秒ほど入れてすぐ冷水にとる)。完全に生でも食べられますが、消化のためにさっと火を通すのがアーユルヴェーダ的です。
- きゅうりをスプラウトと合わせてボウルに入れる。
- レモン汁、ごま油、生姜、塩、黒胡椒を混ぜてドレッシングを作る。
- ドレッシングをかけてざっと混ぜ、パクチーとすりごまを散らして完成。
春に食べるべき理由
春はカパが溶け出す季節です。冬に溜まった重さ、脂肪、老廃物が体の中で動き始めます。この時期に「軽く、消化しやすく、解毒を助ける」食事をすることで、デトックスがスムーズに進みます。
緑豆スプラウトはまさにその役割を担います。春の2〜3月に積極的に食べたい食材のひとつです。
生野菜との違い
アーユルヴェーダでは一般的に生野菜を多く食べることを勧めません。消化の火(アグニ)を弱めるためです。しかしスプラウトは例外的に「軽くさっと火を通す程度で食べやすい」とされています。
完全に生で食べるより、このレシピのように30秒だけ湯通しするほうが、消化への負担が減ります。
まとめ
緑豆スプラウトは、普段のもやしを少し変えるだけで「アーユルヴェーダのデトックス食」になります。
春になったら冷蔵庫に常備して、積極的に食事に加えてみてください。体の重さがすっと軽くなるのを感じるはずです。
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